2008年 02月 21日
らも |
らも―中島らもとの三十五年
中島 美代子 / / 集英社
中島らも氏といえば、一般的には朝日新聞に連載されていた『明るい悩み相談室』が有名なのかな。
私は本屋さんで手に取ったエッセイ集で好きになりました。
題名はもう忘れてしまったけれど。
きちんとした言葉できちんとしたことを書く人だなぁと思っていました。
その後、『アマニタ・パンセリナ』を読んで、トリップするためにはカエルも舐めちゃう人なんだと知りました。
いろんな意味ですごいぞ。
この本のことはずっと気になっていて、最近になってやっと読みました。
奥さまである中島美代子さんから見た、らも氏についての本です。
一般常識の枠に収まらない人の側には、必ずそれを許容する人がいるものなんですね。
苦しいとか辛いとか、そういう感情的な言葉はこの本の中にはほとんど出てきませんが、読んでいて、自分に引き寄せて考えてしまうと、たまらないものがありました。
良い悪いというのではなく、私だったら耐えられそうにないな。
あくまで美代子さんの視点で書かれたものであることは、認識しておかなければいけないとは思いますけどね。
で、大雑把に感想をまとめてしまうと、夫婦ってさまざまだなぁと。
自分の身近なところで考えてみても、夫婦の有り様ってそれぞれなんだなぁと、最近実感することがあったので、特にそう思うのかもしれません。
この本に書かれていることも、確かに愛の1つの形なんだと、それはしっかり伝わってきました。
中島 美代子 / / 集英社
中島らも氏といえば、一般的には朝日新聞に連載されていた『明るい悩み相談室』が有名なのかな。
私は本屋さんで手に取ったエッセイ集で好きになりました。
題名はもう忘れてしまったけれど。
きちんとした言葉できちんとしたことを書く人だなぁと思っていました。
その後、『アマニタ・パンセリナ』を読んで、トリップするためにはカエルも舐めちゃう人なんだと知りました。
いろんな意味ですごいぞ。
この本のことはずっと気になっていて、最近になってやっと読みました。
奥さまである中島美代子さんから見た、らも氏についての本です。
一般常識の枠に収まらない人の側には、必ずそれを許容する人がいるものなんですね。
苦しいとか辛いとか、そういう感情的な言葉はこの本の中にはほとんど出てきませんが、読んでいて、自分に引き寄せて考えてしまうと、たまらないものがありました。
良い悪いというのではなく、私だったら耐えられそうにないな。
あくまで美代子さんの視点で書かれたものであることは、認識しておかなければいけないとは思いますけどね。
で、大雑把に感想をまとめてしまうと、夫婦ってさまざまだなぁと。
自分の身近なところで考えてみても、夫婦の有り様ってそれぞれなんだなぁと、最近実感することがあったので、特にそう思うのかもしれません。
この本に書かれていることも、確かに愛の1つの形なんだと、それはしっかり伝わってきました。
by naocco8
| 2008-02-21 23:22
| Book