2007年 10月 24日
パンズ・ラビリンス |
楽しみにしていたんです、この映画。
スペイン人の描く迷宮っていうだけでどきどきしてしまって。
予告やポスターの雰囲気も好きだし。
で、早速見に行ったわけです。
子供向けのおとぎ話ではないことはうっすら感づいていたんですが、そうか、ここまでやってしまうのか、というのが率直な感想です。
舞台にスペインの内戦が絡んだこともあって、登場人物が”良い人”と”悪い人”にはっきりと分かれるんですね。
そして当然、良い人と悪い人が戦うわけです。
映画を観ていて、良い人が殺される時にはひどいことだと思い、悪い人が殺される時には報いだと思っている自分に気が付いて、途中でげんなりしてしまったんです。
殺す、殺されるという行為は同じなのに。
そして、お話の最後がね。
これから見る方もいらっしゃるかと思うので、詳しくは書きませんが、辛いです。
今、これを書きながらも胸が締め付けられるような感じがします。
映画の画像そのものは不気味でありながらも美しく、その美しさがなおさら残酷さを際立たせるとでもいいますか。
オフェリアの、あの年頃の少女の持つ独特の魅力には圧倒されました。
明らかに『不思議の国のアリス』意識した、ダークな色合いのドレスも素敵。
ただ、楽しみにしていた迷宮が、それほどきちんと描かれていなかったのが残念でした。
羊男パンの、横線の入った目にはちょっとぞくっとさせられましたけどね。
メルセデスの凛とした姿とその腕に抱かれた赤ちゃんが、せめてもの救いかな。
スペイン人の描く迷宮っていうだけでどきどきしてしまって。
予告やポスターの雰囲気も好きだし。
で、早速見に行ったわけです。
子供向けのおとぎ話ではないことはうっすら感づいていたんですが、そうか、ここまでやってしまうのか、というのが率直な感想です。
舞台にスペインの内戦が絡んだこともあって、登場人物が”良い人”と”悪い人”にはっきりと分かれるんですね。
そして当然、良い人と悪い人が戦うわけです。
映画を観ていて、良い人が殺される時にはひどいことだと思い、悪い人が殺される時には報いだと思っている自分に気が付いて、途中でげんなりしてしまったんです。
殺す、殺されるという行為は同じなのに。
そして、お話の最後がね。
これから見る方もいらっしゃるかと思うので、詳しくは書きませんが、辛いです。
今、これを書きながらも胸が締め付けられるような感じがします。
映画の画像そのものは不気味でありながらも美しく、その美しさがなおさら残酷さを際立たせるとでもいいますか。
オフェリアの、あの年頃の少女の持つ独特の魅力には圧倒されました。
明らかに『不思議の国のアリス』意識した、ダークな色合いのドレスも素敵。
ただ、楽しみにしていた迷宮が、それほどきちんと描かれていなかったのが残念でした。
羊男パンの、横線の入った目にはちょっとぞくっとさせられましたけどね。
メルセデスの凛とした姿とその腕に抱かれた赤ちゃんが、せめてもの救いかな。
#
by naocco8
| 2007-10-24 22:46
| Movie