2005年 09月 07日
台湾旅行記 第二日目 昼 |
そうだ、お昼は鼎泰豊(ディンタイフォン)へ行って小籠包を食べるのだ。
常に行列だというこの店でも11時ごろまでに行けば並ばずに入店できるらしい。
さて、お店の場所は、と。
おお、今居る場所からそれほど遠くないし、腹ごなしに歩いていくか。
大安駅の交差点で信義路四段という通りに入る。
ここで大きなミスを犯す。
反対方向に歩いてしまったのだ。
外国に行くとどうも方向感覚が狂ってしまう。
一つ一つ道の名前を確認すれば良いだけのことなのだが、気分がほぐれていたせいか油断してしまった。
かなり歩いたのに永康街に行き当たらない。
正面には101ビルが見える。
地図で確認してやっと逆方向であることに気づいた。
来た道を引き返す。
道沿いは近代的なビルがぎっしりと並び大きな学校もあったりするが、交差点でちょっと横を見るとずらっと屋台が並んでいたり、市場らしき場所があったりする。
このミスマッチな光景が台湾らしさなのかもしれないと思う。
大安森林公園を抜けて少し行くと、鼎泰豊の入り口があった。
11:30ぐらいだがすでに入り口には人が溜まり、店員さんが無線で連絡をとりながらお客さんを誘導している。
こちらを見ると躊躇無く「お二人様ですか?」と日本語で聞いてくれる。
3階に通された。
店内に入ると右手には小籠包を作る職人さんがガラス越しに見える。
狭い調理場にたくさんの職人さんが並び、黙々と手を動かしている。
奥の階段を上って3階の席につくと、日本語メニューとオーダーシートがさっと差し出される。
食べたい料理の横に欲しい数を書き入れるという合理的なシステムだ。
小籠包2皿、エビシュウマイ、空芯菜炒め、排骨を各1皿頼むと、「ショーロンポーは1皿10個だけどダイジョーブ?」と聞かれる。
もちろんダイジョーブ、と力強く答える。
暖かいお茶を飲みながら待っていると程なく湯気のたった蒸籠が運ばれてくる。
これが噂の小籠包かぁ。
日本語で書かれた小籠包の食べ方に従って、まず針ショウガの乗った小皿に醤油を注ぎ、醤油漬けとなった針ショウガをレンゲに載せた小籠包の上に乗せて一気に口の中へ。
熱い・・・当たり前だ・・・そして・・・おいしい!
程良い厚みの、もっちりとした皮から溢れるコクのあるスープ。
このコクがたまらない。
10個なんてあっという間だ。
よかった、2皿頼んでおいて。
その他の料理もとてもおいしいく、黙々と平らげた。
特にエビシュウマイはエビの味が濃くて、エビ好きには嬉しい味だった。
ああ、思い出すのがつらいくらいだぁ・・・
料理もすばらしいがサービスも素敵だった。
お茶もショウガの追加も、こちらが催促することなくさっと差し出される。
回転率を良くするためといえばそれまでかもしれないが、差し出し方もスムーズでとても気持ちが良い。
はやく食べろよーというようなプレッシャーも全く感じない。
なんたって店員さんがみんな笑顔なんだもの。
日本には笑顔の店員さんってあんまりいないんじゃない?
やはり有名店にはそれだけの理由があるものだなぁ、と思う。
あとね、トイレも清潔で気持ち良く使えました。
正直、台湾で清潔なトイレは貴重なのだ。
1階で会計を済ませて表に出ると入り口には人集りだ。
早めに来てよかった。
ちなみに合計で880NT(約3100円)。
安い!
お腹はいっぱいなのだがこのままここを去る訳にはいかない。
裏手にはマンゴーかき氷の有名な冰館というお店があるのだ。
カウンターで「マンゴーかき氷1つ」というとちゃんと通じる。
手にした皿には氷の上にたっぷりのマンゴー、その上にマンゴーシャーベットが乗って、さらに練乳がかかっている。
でも見た目より味はあっさりしていて、これまたおいしい!
日本にあったら通い詰めてしまいそうだ。
二人で一皿を平らげると、さすがにもう何も食べられない状態だ。
さてと、今日はこれから故宮博物館に行くぞ!
続く
常に行列だというこの店でも11時ごろまでに行けば並ばずに入店できるらしい。
さて、お店の場所は、と。
おお、今居る場所からそれほど遠くないし、腹ごなしに歩いていくか。
大安駅の交差点で信義路四段という通りに入る。
ここで大きなミスを犯す。
反対方向に歩いてしまったのだ。
外国に行くとどうも方向感覚が狂ってしまう。
一つ一つ道の名前を確認すれば良いだけのことなのだが、気分がほぐれていたせいか油断してしまった。
かなり歩いたのに永康街に行き当たらない。
正面には101ビルが見える。
地図で確認してやっと逆方向であることに気づいた。
来た道を引き返す。
道沿いは近代的なビルがぎっしりと並び大きな学校もあったりするが、交差点でちょっと横を見るとずらっと屋台が並んでいたり、市場らしき場所があったりする。
このミスマッチな光景が台湾らしさなのかもしれないと思う。
大安森林公園を抜けて少し行くと、鼎泰豊の入り口があった。
11:30ぐらいだがすでに入り口には人が溜まり、店員さんが無線で連絡をとりながらお客さんを誘導している。
こちらを見ると躊躇無く「お二人様ですか?」と日本語で聞いてくれる。
3階に通された。
店内に入ると右手には小籠包を作る職人さんがガラス越しに見える。
狭い調理場にたくさんの職人さんが並び、黙々と手を動かしている。
奥の階段を上って3階の席につくと、日本語メニューとオーダーシートがさっと差し出される。
食べたい料理の横に欲しい数を書き入れるという合理的なシステムだ。
小籠包2皿、エビシュウマイ、空芯菜炒め、排骨を各1皿頼むと、「ショーロンポーは1皿10個だけどダイジョーブ?」と聞かれる。
もちろんダイジョーブ、と力強く答える。
暖かいお茶を飲みながら待っていると程なく湯気のたった蒸籠が運ばれてくる。
これが噂の小籠包かぁ。
日本語で書かれた小籠包の食べ方に従って、まず針ショウガの乗った小皿に醤油を注ぎ、醤油漬けとなった針ショウガをレンゲに載せた小籠包の上に乗せて一気に口の中へ。
熱い・・・当たり前だ・・・そして・・・おいしい!
程良い厚みの、もっちりとした皮から溢れるコクのあるスープ。
このコクがたまらない。
10個なんてあっという間だ。
よかった、2皿頼んでおいて。
その他の料理もとてもおいしいく、黙々と平らげた。
特にエビシュウマイはエビの味が濃くて、エビ好きには嬉しい味だった。
ああ、思い出すのがつらいくらいだぁ・・・
料理もすばらしいがサービスも素敵だった。
お茶もショウガの追加も、こちらが催促することなくさっと差し出される。
回転率を良くするためといえばそれまでかもしれないが、差し出し方もスムーズでとても気持ちが良い。
はやく食べろよーというようなプレッシャーも全く感じない。
なんたって店員さんがみんな笑顔なんだもの。
日本には笑顔の店員さんってあんまりいないんじゃない?
やはり有名店にはそれだけの理由があるものだなぁ、と思う。
あとね、トイレも清潔で気持ち良く使えました。
正直、台湾で清潔なトイレは貴重なのだ。
1階で会計を済ませて表に出ると入り口には人集りだ。
早めに来てよかった。
ちなみに合計で880NT(約3100円)。
安い!
お腹はいっぱいなのだがこのままここを去る訳にはいかない。
裏手にはマンゴーかき氷の有名な冰館というお店があるのだ。
カウンターで「マンゴーかき氷1つ」というとちゃんと通じる。
手にした皿には氷の上にたっぷりのマンゴー、その上にマンゴーシャーベットが乗って、さらに練乳がかかっている。
でも見た目より味はあっさりしていて、これまたおいしい!
日本にあったら通い詰めてしまいそうだ。
二人で一皿を平らげると、さすがにもう何も食べられない状態だ。
さてと、今日はこれから故宮博物館に行くぞ!
続く
by naocco8
| 2005-09-07 23:25
| Travel