2008年 03月 04日
立川談志独演会 |
銀座ブロッサム会館での独演会です。
ひとり会のチケットは手に入らなかったので、この会を楽しみにしていました。
客席はもちろん大入り満員。
みんなの期待がもわっと会場中に籠もってました。
今回の演目は松曳きと天災。
松曳きは初めて聞きました。
基本的に粗忽な殿様と三太夫の話で、二人の掛け合いがおもしろい。
これね、おそらくぱっぱとテンポの良い笑える話だと思うんですが、そこは家元、いろいろな落語や有名人に話を脱線させながら聞かせてくれました。
オチが最高ですね。
天災はCDで聞いたことがありました。
これも粗忽者の八五郎が、紅羅坊名丸先生に短気を克服する方法を教わり、すっかりその気になって近所の住人を諭そうとしますが・・・
こちらも笑える落語でした。
2本とも笑える話っていうのはちょっと珍しいんじゃないかな。
体調が悪い、悪いと言いながら登場するのが家元の常なんだけれど、今回はいつもより元気そうでありながら、調子の方はあまり良くなかったみたいです。
ご自身の苦悩を、隠したり繕ったりせずそのまま語ってくれるので、会場中がしーんとしてしまう時間もありました。
本当を語る言葉は心を打ちます。
誰だって年をとって死んでいくんだけれど、高齢になったからといって悟りが開けるわけじゃない。
私が家元の年齢になった時に、きっとこの日の話を思い出して、なるほどこういうことかと思うに違いないんだろうな、と思いながら帰りました。
ひとり会のチケットは手に入らなかったので、この会を楽しみにしていました。
客席はもちろん大入り満員。
みんなの期待がもわっと会場中に籠もってました。
今回の演目は松曳きと天災。
松曳きは初めて聞きました。
基本的に粗忽な殿様と三太夫の話で、二人の掛け合いがおもしろい。
これね、おそらくぱっぱとテンポの良い笑える話だと思うんですが、そこは家元、いろいろな落語や有名人に話を脱線させながら聞かせてくれました。
オチが最高ですね。
天災はCDで聞いたことがありました。
これも粗忽者の八五郎が、紅羅坊名丸先生に短気を克服する方法を教わり、すっかりその気になって近所の住人を諭そうとしますが・・・
こちらも笑える落語でした。
2本とも笑える話っていうのはちょっと珍しいんじゃないかな。
体調が悪い、悪いと言いながら登場するのが家元の常なんだけれど、今回はいつもより元気そうでありながら、調子の方はあまり良くなかったみたいです。
ご自身の苦悩を、隠したり繕ったりせずそのまま語ってくれるので、会場中がしーんとしてしまう時間もありました。
本当を語る言葉は心を打ちます。
誰だって年をとって死んでいくんだけれど、高齢になったからといって悟りが開けるわけじゃない。
私が家元の年齢になった時に、きっとこの日の話を思い出して、なるほどこういうことかと思うに違いないんだろうな、と思いながら帰りました。
by naocco8
| 2008-03-04 23:01
| 落語