2006年 06月 27日
春の日は過ぎゆく |
BSで放送されたものを見ました。
ネタバレあります。
切ない映画です。
愛があれば何でも乗り越えられると思う年下の男、サンウと、愛だけで生活していくことはできないことを知っている年上の女、ウンスのお話です。
そこに、それぞれが背負うもの、家族との関係などが絡まって、どうしようもなく愛が終わっていく様が静かに静かに描かれます。
サンウの一途さもわかります。
でも実際の所、ウンスと結婚してもきっとうまくはいかないでしょう。
早く嫁に家事を引き継ぎたいサンウの家族と、仕事を持ち、キムチを漬けることのできないウンスがうまくやっていける訳ないんです。
板挟みになって苦しむことは目に見えています。
そして家族よりも彼女を選ぶには、サンウは優しすぎます。
離婚歴のあるウンスは、愛がすべてを解決してくれる訳ではないことを知っています。
相手に甘えてみせる言葉と裏腹に、醒めた部分を持っている。
夢見る年頃は過ぎてしまっているんです。
最後、サンウがじっと耐えるシーンではやっぱり泣かされました。
さすが8月のクリスマスのホ・ジノ監督ですね。
しんみりしたい時にお奨めの映画でした。
ネタバレあります。
切ない映画です。
愛があれば何でも乗り越えられると思う年下の男、サンウと、愛だけで生活していくことはできないことを知っている年上の女、ウンスのお話です。
そこに、それぞれが背負うもの、家族との関係などが絡まって、どうしようもなく愛が終わっていく様が静かに静かに描かれます。
サンウの一途さもわかります。
でも実際の所、ウンスと結婚してもきっとうまくはいかないでしょう。
早く嫁に家事を引き継ぎたいサンウの家族と、仕事を持ち、キムチを漬けることのできないウンスがうまくやっていける訳ないんです。
板挟みになって苦しむことは目に見えています。
そして家族よりも彼女を選ぶには、サンウは優しすぎます。
離婚歴のあるウンスは、愛がすべてを解決してくれる訳ではないことを知っています。
相手に甘えてみせる言葉と裏腹に、醒めた部分を持っている。
夢見る年頃は過ぎてしまっているんです。
最後、サンウがじっと耐えるシーンではやっぱり泣かされました。
さすが8月のクリスマスのホ・ジノ監督ですね。
しんみりしたい時にお奨めの映画でした。
by naocco8
| 2006-06-27 23:11
| Movie