2006年 06月 05日
かもめ食堂 付け足し |
この映画の好きな点についてもうちょっと書いてみたいと思います。
ストーリーについて言及しますので、まだ観ていない方はご注意ください。
まず主人公のサチエさんの腹の据わった感じが好きです。
食堂に1人もお客さんがいなくても、材料を仕入れ、下ごしらえし、グラスを磨きながら悠然としています。
「ダメならやめちゃいます。でも、きっと大丈夫。」
この確信は何なのだ・・・
なんだか知らないけれどえらく励まされる言葉です。
そのかもめ食堂にお客さんがやって来るきっかけとなったのがシナモンロール。
それまであくまで自分のスタイルを貫いてきたサチエさんが、ミドリさんに刺激されてシナモンロールを焼いてカウンターに並べてみます。
自分の殻から一歩踏み出した時から食堂は賑わい始めるのです。
そして
「今日、かもめ食堂が満席になりました。」
パチパチパチ・・・
この時の小林聡美さんの表情がすごくいい。
照れながらも良くやったなと思えている感じが伝わってきて、一緒に拍手したくなりました。
それからフィンランド語が分からないのにフィンランド人の奥さんのうち明け話が理解できてしまうマサコさんもすごい。
言葉がわかっても気持ちが通じないこともあれば、言葉は通じないけれど気持ちは通じることもあるんですよね。
そのことを仰々しくなくさらっと描いているところがいいな、と思いました。
ミドリさんは3人の中では一番普通の人なんだけれど、彼女がいなかったらこのお話は成り立たない。
映画を観ている人の代弁者となっていて、ここもおもしろいところでした。
そしてエンドロールに流れる井上陽水氏のクレージーラブ。
”月が許してくれるなら後戻りもしたいわぁぁ~”
うーん、いい!
見終わった後、背中をポンっとたたかれたような気分になった映画でした。
ストーリーについて言及しますので、まだ観ていない方はご注意ください。
まず主人公のサチエさんの腹の据わった感じが好きです。
食堂に1人もお客さんがいなくても、材料を仕入れ、下ごしらえし、グラスを磨きながら悠然としています。
「ダメならやめちゃいます。でも、きっと大丈夫。」
この確信は何なのだ・・・
なんだか知らないけれどえらく励まされる言葉です。
そのかもめ食堂にお客さんがやって来るきっかけとなったのがシナモンロール。
それまであくまで自分のスタイルを貫いてきたサチエさんが、ミドリさんに刺激されてシナモンロールを焼いてカウンターに並べてみます。
自分の殻から一歩踏み出した時から食堂は賑わい始めるのです。
そして
「今日、かもめ食堂が満席になりました。」
パチパチパチ・・・
この時の小林聡美さんの表情がすごくいい。
照れながらも良くやったなと思えている感じが伝わってきて、一緒に拍手したくなりました。
それからフィンランド語が分からないのにフィンランド人の奥さんのうち明け話が理解できてしまうマサコさんもすごい。
言葉がわかっても気持ちが通じないこともあれば、言葉は通じないけれど気持ちは通じることもあるんですよね。
そのことを仰々しくなくさらっと描いているところがいいな、と思いました。
ミドリさんは3人の中では一番普通の人なんだけれど、彼女がいなかったらこのお話は成り立たない。
映画を観ている人の代弁者となっていて、ここもおもしろいところでした。
そしてエンドロールに流れる井上陽水氏のクレージーラブ。
”月が許してくれるなら後戻りもしたいわぁぁ~”
うーん、いい!
見終わった後、背中をポンっとたたかれたような気分になった映画でした。
by naocco8
| 2006-06-05 21:33
| Movie