2006年 04月 28日
リバティーン |
これはもう趣味の映画ですから。
ネタがばれるとかそういう映画ではないですから。
あまりにも魅力的な破滅型の芸術家。
古今東西、こういうタイプっているんですよね。
繊細過ぎてまっとうな暮らしなんてできないと言った方がいいんだろうか。
自分の周辺には絶対居て欲しくないタイプですね。
魅力的なだけならその魅力に溺れればいいし、ただの破滅型人間であれば放っておけばいい。
両方を兼ね備えているからやっかいなんです。
こんな奴と関わっちゃいけないと思いながらも、ずるずるいっちゃうわけです。
こういう人の周りには必ず、理解を示すパトロンと悲しい女がいます。
パトロンはお金と愛情を注ぎ込んで相手を追いつめていき、女の愛は報われることがないのがパターンです。
主人公、ジョン(役の名前と俳優の名前が一緒というのもなかなかおもしろい)と関わる3人の女性に興味を引かれました。
妻は夫であるジョンの裏切りに耐えて待ち続け、最後の最後まで面倒を見る。
娼婦の愛人はジョンと運命を共にしようとしたのにあっさり捨てられる。
ジョンが不覚にも愛してしまった女優は、逆にジョンを振る。
演じる女優さんたちも全くタイプが異なっていて、キャスティングの妙を感じました。
そして何と言ってもジョニー・デップなわけですよ!
前半の退廃的で美しいジョンよりも、顔面が崩れてからの方が魅力的に感じてしまうのは、やはりデップの演技力なんでしょうね。
やっぱりジョニー・デップはこうでないと。
チャールズ王を演じたジョン・マルコビッチもよかった。
威厳ある姿、さすがでした。
途中から鼻が気になってしかたなかったんですけど、あれは付けてますよね?
ナチュラルだとしたら凄すぎです。
サマンサ・モートンは、あまり目立って上手いとかというものでもなかったけど、もうちょっとキレイに撮ってあげてもよかったんじゃないかと思いました。
最初にも書きましたが、これは趣味の映画であって万人が感動できるものではありません。
いろんな意味ですごいシーンもたくさんあります。
でも見終わった後、なぜかすっとしてました。
最後のジョンの問いかけに、あなたは何と答えますか?
わたしは恐らく彼が最も嫌がる返事をするでしょう。
ネタがばれるとかそういう映画ではないですから。
あまりにも魅力的な破滅型の芸術家。
古今東西、こういうタイプっているんですよね。
繊細過ぎてまっとうな暮らしなんてできないと言った方がいいんだろうか。
自分の周辺には絶対居て欲しくないタイプですね。
魅力的なだけならその魅力に溺れればいいし、ただの破滅型人間であれば放っておけばいい。
両方を兼ね備えているからやっかいなんです。
こんな奴と関わっちゃいけないと思いながらも、ずるずるいっちゃうわけです。
こういう人の周りには必ず、理解を示すパトロンと悲しい女がいます。
パトロンはお金と愛情を注ぎ込んで相手を追いつめていき、女の愛は報われることがないのがパターンです。
主人公、ジョン(役の名前と俳優の名前が一緒というのもなかなかおもしろい)と関わる3人の女性に興味を引かれました。
妻は夫であるジョンの裏切りに耐えて待ち続け、最後の最後まで面倒を見る。
娼婦の愛人はジョンと運命を共にしようとしたのにあっさり捨てられる。
ジョンが不覚にも愛してしまった女優は、逆にジョンを振る。
演じる女優さんたちも全くタイプが異なっていて、キャスティングの妙を感じました。
そして何と言ってもジョニー・デップなわけですよ!
前半の退廃的で美しいジョンよりも、顔面が崩れてからの方が魅力的に感じてしまうのは、やはりデップの演技力なんでしょうね。
やっぱりジョニー・デップはこうでないと。
チャールズ王を演じたジョン・マルコビッチもよかった。
威厳ある姿、さすがでした。
途中から鼻が気になってしかたなかったんですけど、あれは付けてますよね?
ナチュラルだとしたら凄すぎです。
サマンサ・モートンは、あまり目立って上手いとかというものでもなかったけど、もうちょっとキレイに撮ってあげてもよかったんじゃないかと思いました。
最初にも書きましたが、これは趣味の映画であって万人が感動できるものではありません。
いろんな意味ですごいシーンもたくさんあります。
でも見終わった後、なぜかすっとしてました。
最後のジョンの問いかけに、あなたは何と答えますか?
わたしは恐らく彼が最も嫌がる返事をするでしょう。
by naocco8
| 2006-04-28 00:14
| Movie