2006年 01月 25日
春近し |
日差しが明るくなってきましたね。
気温が高いわけではないのにつんとした寒さがなくなって、空気がやわらかくなったような気がします。
白い手紙がとどいて明日は春となる薄いがらすも磨いて待たう
これは歌人、斎藤史さんの歌です。
この歌を好きかどうかは「白い手紙」にピンとくるかどうかにかかっているかもしれませんね。
以前、この歌が好きだといったら、年輩の男性に「白い手紙というのは、白紙で来た手紙でしょうか」と聞かれ、返事に窮したことがありましたっけ。
この「白い手紙」、私は太陽の光がだんだん強くなってきて、景色がなんとなく白っぽくなることをイメージしています。
また、ちょうどこの間のように冬の最後に降る雪のことだという人もいます。
具体的に何か良い知らせがあったのだという解釈もあります。
好きに解釈して自分なりのイメージを持つのも楽しいですよね。
でもこういうことばっかり考えていると、電柱にぶつかったり、つまずいたり、知り合いに知らんぷりしてしまったり・・・
なんでもほどほどが肝心なようで。
by naocco8
| 2006-01-25 19:14
| つれづれなるままに