2017年 01月 23日
2016年山陰山陽3泊4日の旅 尾道 その1 |
尾道の駅を出たら、そこはもう大林宣彦監督の映画の世界でした。 ずっと憧れていた場所に、ついに来ました! などときゃいきゃい騒ぎしながら居酒屋さんを探して、おいしい魚とお酒をいただきました。 向島には映画のロケで使われたセットがそのまま残っていたりもします。
巨大な岩の隙間に小さな祠が。 神秘的ですよね。
こうなるともう、目にするもの何にでも感動してしまう。
『さびしんぼう』のフェリー!
この日はおのみち館というモダンな民宿のような所に泊まって、翌日、さあ尾道観光です。
まずはフェリーに乗って向島へ。
なんとなく歩いていると、お囃子の音が聞こえてきました。
お祭りかな?と思ってお囃子の聞こえてくるほうに行ってみたら、小さな御神輿が各家を回っているところでした。
まず担当の人が先に民家に行って、これから御神輿が来ることを告げます。
家の人が外に出てきて、御神輿を出迎えます。
御神輿を担いでいる人たち(6人ぐらい)が、「えっさっさっさ、よいよいよいよい」とかけ声をかけながら、担いでいない方の手をひらひら上下させます。
それが終わると、家の人が、「ありがとうございました」と頭を下げ、ご祝儀を渡します。
御神輿は次の家に向かい、同じ事を繰り返します。
こういう御神輿、初めて見ました。
その様子が映画のワンシーンのようで、あまりに素敵で、しばらく見学してしまいました。
ふと気がつくと、岩屋巨岩と書かれたのぼりが道沿いに並んでいます。
おもしろそう。
のぼりの並ぶ坂道を上がり、巨岩ミステリーツアー入り口と書かれた山道を上っていくと、ありました。
この祠は冬至の朝日の方向に造られているそうで、岩の割れ目の東側からは夏至の太陽が昇り、西側には冬至の太陽が沈むのだそうです。
「天の岩屋戸神話」と関係があるのでは、という説もあるそうです。
ここから見る瀬戸内海はこんな感じ。
by naocco8
| 2017-01-23 21:12
| Travel