2005年 12月 19日
SAYURI |
ネタバレありますのでご注意ください。
ゴージャスな映画でした。
キャストも衣装も映像も、そして音楽も。
さすがあのシカゴを撮った監督ですね。
まず初めに驚いたのは、日本の景色が思いもよらない角度から映像化されていたことです。
専門的なことはわからないですが、既視感のある景色なのにちゃんと洋画っぽい。
日本の美というよりは、まさにオリエンタル・ビューティ。
千代が初めて屋根の上から祇園の街を見渡した時の瓦屋根の美しさには、正直びっくりしました。
千代が山門を走り抜けていくシーンもすごくよかったな。
私は日本人ですが実際に祇園という場所に行ったこともなく、芸者さんを直に見たこともありません。
ある意味外国人に近い視線なのかもしれない私に、この街はとても魅力的に映りました。
キャスティングも、誰一人として外していないのはさすがだと思いました。
どの俳優さんも、その人の一番良いところが表現されていたのではないでしょうか。
その中でもやはりコン・リー。
他の人が演じたら単なる悪役となりそうなところにきっちり深みを出していましたね。
幸市との情事をおかあさんに見破られた時などは、もうぞわっと鳥肌がたちました。
髪を乱した姿が多かったけど、艶やかな着物姿ももうちょっと見せてもらいたかったな。
チャン・ツィイーもこれまで見た中では一番だったと思います。
ミッシャル・ヨーは着物が似合いますねー。
ご本人もびっくりなのでは?と思うほどですね。
日本人俳優陣もとてもよかった。
役所広司さんは英語が苦手だそうですが、そんな感じが全くしませんでした。
着物姿の人々が語る英語の中からぽつりぽつりと聞こえてくる日本語がとても心地よく、言葉の響きの美しさを改めて感じました。
初桃や豆葉、さゆりは日本語なのに、おかぼだけパンプキンと呼ばれていたのがちょっと妙でしたが、これは意味を優先させたからでしょうね。
外国人には特に違和感ないのでしょうか・・・。
日本の文化とは違うと声高に主張する方もきっといらっしゃるとは思いますが、いろいろな国籍の人が集まってこれだけの映画が出来たことを、私は素晴らしいことだと思います。
世界中のなるべく多くの人に見てもらいたいなぁと思いました。
ゴージャスな映画でした。
キャストも衣装も映像も、そして音楽も。
さすがあのシカゴを撮った監督ですね。
まず初めに驚いたのは、日本の景色が思いもよらない角度から映像化されていたことです。
専門的なことはわからないですが、既視感のある景色なのにちゃんと洋画っぽい。
日本の美というよりは、まさにオリエンタル・ビューティ。
千代が初めて屋根の上から祇園の街を見渡した時の瓦屋根の美しさには、正直びっくりしました。
千代が山門を走り抜けていくシーンもすごくよかったな。
私は日本人ですが実際に祇園という場所に行ったこともなく、芸者さんを直に見たこともありません。
ある意味外国人に近い視線なのかもしれない私に、この街はとても魅力的に映りました。
キャスティングも、誰一人として外していないのはさすがだと思いました。
どの俳優さんも、その人の一番良いところが表現されていたのではないでしょうか。
その中でもやはりコン・リー。
他の人が演じたら単なる悪役となりそうなところにきっちり深みを出していましたね。
幸市との情事をおかあさんに見破られた時などは、もうぞわっと鳥肌がたちました。
髪を乱した姿が多かったけど、艶やかな着物姿ももうちょっと見せてもらいたかったな。
チャン・ツィイーもこれまで見た中では一番だったと思います。
ミッシャル・ヨーは着物が似合いますねー。
ご本人もびっくりなのでは?と思うほどですね。
日本人俳優陣もとてもよかった。
役所広司さんは英語が苦手だそうですが、そんな感じが全くしませんでした。
着物姿の人々が語る英語の中からぽつりぽつりと聞こえてくる日本語がとても心地よく、言葉の響きの美しさを改めて感じました。
初桃や豆葉、さゆりは日本語なのに、おかぼだけパンプキンと呼ばれていたのがちょっと妙でしたが、これは意味を優先させたからでしょうね。
外国人には特に違和感ないのでしょうか・・・。
日本の文化とは違うと声高に主張する方もきっといらっしゃるとは思いますが、いろいろな国籍の人が集まってこれだけの映画が出来たことを、私は素晴らしいことだと思います。
世界中のなるべく多くの人に見てもらいたいなぁと思いました。
by naocco8
| 2005-12-19 22:08
| Movie