2011年 04月 30日
英国王のスピーチ |
去年のアカデミー賞主要部門を独占しましたよね。
ええとね、いい映画だったんですよ。
イギリス王室の雰囲気にどっぷりつかれたし、俳優陣も確かにすばらしかった。
それに吃音というテーマについても、きちんと伝わってきました。
コンプレックスのない人というのが存在するのかどうかわからないけれど、コンプレックスの原因がどうしても表に出てしまう場合、そして人目を避けることが許されない場合、それは苦しいですよね。
吃音のある友人に、この映画を吃音のない人がみたらどう思うんだろう、と尋ねられたのですが、コンプレックスを持つ人なら誰でも主人公の焦りや辛さに共感し、コンプレックスとのつきあい方を模索する姿に感動すると思います。
さらに、英国王室という特殊な場所を垣間見る楽しさもありました。
国王に使える人たちの表情や言葉使いや態度。
いつも口元が微笑んでいるのだけれど、けっして親しげではない。
なんだか鉄の扉が立っているみたいなんです。
そんなところも興味深いポイントでした。
ただね。
主要な登場人物が、あまりにステレオタイプなんですよ。
厳格で偉大な父、派手で責任感の希薄な長男、地味で堅実な次男。
こんな言葉でイメージできる人物像が、そのまんま出てきます。
もうちょっとそれぞれに深みがあったらよかったんだけれど。
ストーリーもあっさりさっぱり。
ハッピーエンド風だったけれど、それも違うと思う。
あの1回で克服できるような、簡単なことではないはずだもの。
興味深かったけれど、正直いってすばらしいとは思わなかった・・・のでありました。
ええとね、いい映画だったんですよ。
イギリス王室の雰囲気にどっぷりつかれたし、俳優陣も確かにすばらしかった。
それに吃音というテーマについても、きちんと伝わってきました。
コンプレックスのない人というのが存在するのかどうかわからないけれど、コンプレックスの原因がどうしても表に出てしまう場合、そして人目を避けることが許されない場合、それは苦しいですよね。
吃音のある友人に、この映画を吃音のない人がみたらどう思うんだろう、と尋ねられたのですが、コンプレックスを持つ人なら誰でも主人公の焦りや辛さに共感し、コンプレックスとのつきあい方を模索する姿に感動すると思います。
さらに、英国王室という特殊な場所を垣間見る楽しさもありました。
国王に使える人たちの表情や言葉使いや態度。
いつも口元が微笑んでいるのだけれど、けっして親しげではない。
なんだか鉄の扉が立っているみたいなんです。
そんなところも興味深いポイントでした。
ただね。
主要な登場人物が、あまりにステレオタイプなんですよ。
厳格で偉大な父、派手で責任感の希薄な長男、地味で堅実な次男。
こんな言葉でイメージできる人物像が、そのまんま出てきます。
もうちょっとそれぞれに深みがあったらよかったんだけれど。
ストーリーもあっさりさっぱり。
ハッピーエンド風だったけれど、それも違うと思う。
あの1回で克服できるような、簡単なことではないはずだもの。
興味深かったけれど、正直いってすばらしいとは思わなかった・・・のでありました。
by naocco8
| 2011-04-30 23:18
| Movie