2009年 12月 09日
イン・ハー・シューズ |
最近、NHKBSで良い映画やってますよね。
録画して、時間のあるときに見ています。
たいてい見終わったら消してしまうのですが、この映画は消せませんでした。
見たければレンタルするか買えばいいんだから残しておく必要はないんだけれど、消せない。
それほど感動しました。
地味で優秀でまっとうな弁護士の姉と、派手で享楽的でダメダメなプー太郎の妹。
妹が何か問題を起こすたびに姉はその尻ぬぐいをさせられてきていて、もう我慢ならないと妹に怒鳴ったことから、妹は仕返しを企てます。
姉の大切なものを、自分の強みを活かしてひょいと横取りしちゃうわけですね。
そこから話が始まります。
姉妹は決して仲良しではないんだけれど、親友なんですよね。
喧嘩しても、何があっても、結局お互いを思いながら暮らしている。
そういえば、『サンシャイン・クリーニング』の姉妹も、こんな感じでしたね。
姉も妹もいない私には、とても羨ましい。
姉を演じるのはトニ・コレット。
妹を演じるのはキャメロン・ディアス。
トニ・コレットは好きな女優だなぁ。
街中ですれちがったことがあるんじゃないかと思えるほど、リアリティがあります。
うんざりしたり、怒鳴り散らしたりする時の表情も、どこか明るさがあって好きです。
この映画のキャメロン・ディアスはかわいい女性でしたね。
あのボディと笑顔じゃ、私が男性だったらまずイチコロですね。
物事がうまく運ばなくてがっかりした顔をすると、見ている方までがっかりしてしまいます。
そして二人の祖母を演じるのがシャーリー・マクレーン。
彼女がすてきなんですよ。
そして登場する老人たちが、みんなキュート。
そういうところもポイント高かったです。
この映画で1つ感じたのは、登場人物たちの強さなんです。
必要以上に自分を良く見せようとはせず、欠点も弱点もさらけ出した上で、それがどうしたと開き直ってみせる。
私はそこに誠実さを感じました。
だって自分をさらけ出すのは、勇気のいることでしょう?
もちろん、そうすることで良い面、悪い面があるんだろうとは思います。
でも、相手を大切に思い、長くつき合いたいと思うのであれば、自分の表面を取り繕うんじゃなくて、さらけ出してみせる勇気が必要なんじゃないのかなと思ったりするわけです。
取り繕うってことは、それはやっぱり嘘なのだから。
私はなかなか自分をさらけ出せないタイプの人間なので、つまり取り繕ってしまう質なので、そうしてしまう人の気持ちの方がよくわかります。
でも、自分がそうされるとやっぱり寂しいものです。
とまあいろいろ考えたわけですが、とにかくすばらしい映画でした。
近々、もう一度見ちゃうだろうな。
録画して、時間のあるときに見ています。
たいてい見終わったら消してしまうのですが、この映画は消せませんでした。
見たければレンタルするか買えばいいんだから残しておく必要はないんだけれど、消せない。
それほど感動しました。
地味で優秀でまっとうな弁護士の姉と、派手で享楽的でダメダメなプー太郎の妹。
妹が何か問題を起こすたびに姉はその尻ぬぐいをさせられてきていて、もう我慢ならないと妹に怒鳴ったことから、妹は仕返しを企てます。
姉の大切なものを、自分の強みを活かしてひょいと横取りしちゃうわけですね。
そこから話が始まります。
姉妹は決して仲良しではないんだけれど、親友なんですよね。
喧嘩しても、何があっても、結局お互いを思いながら暮らしている。
そういえば、『サンシャイン・クリーニング』の姉妹も、こんな感じでしたね。
姉も妹もいない私には、とても羨ましい。
姉を演じるのはトニ・コレット。
妹を演じるのはキャメロン・ディアス。
トニ・コレットは好きな女優だなぁ。
街中ですれちがったことがあるんじゃないかと思えるほど、リアリティがあります。
うんざりしたり、怒鳴り散らしたりする時の表情も、どこか明るさがあって好きです。
この映画のキャメロン・ディアスはかわいい女性でしたね。
あのボディと笑顔じゃ、私が男性だったらまずイチコロですね。
物事がうまく運ばなくてがっかりした顔をすると、見ている方までがっかりしてしまいます。
そして二人の祖母を演じるのがシャーリー・マクレーン。
彼女がすてきなんですよ。
そして登場する老人たちが、みんなキュート。
そういうところもポイント高かったです。
この映画で1つ感じたのは、登場人物たちの強さなんです。
必要以上に自分を良く見せようとはせず、欠点も弱点もさらけ出した上で、それがどうしたと開き直ってみせる。
私はそこに誠実さを感じました。
だって自分をさらけ出すのは、勇気のいることでしょう?
もちろん、そうすることで良い面、悪い面があるんだろうとは思います。
でも、相手を大切に思い、長くつき合いたいと思うのであれば、自分の表面を取り繕うんじゃなくて、さらけ出してみせる勇気が必要なんじゃないのかなと思ったりするわけです。
取り繕うってことは、それはやっぱり嘘なのだから。
私はなかなか自分をさらけ出せないタイプの人間なので、つまり取り繕ってしまう質なので、そうしてしまう人の気持ちの方がよくわかります。
でも、自分がそうされるとやっぱり寂しいものです。
とまあいろいろ考えたわけですが、とにかくすばらしい映画でした。
近々、もう一度見ちゃうだろうな。
by naocco8
| 2009-12-09 00:41
| Movie