2009年 10月 28日
あの日、欲望の大地で |
すごい題名だ・・・(笑)
シャーリーズ・セロンとキム・ベイシンガー。
最高に魅力的な二人の共演ということで、見逃すわけにはまいりませぬ。
もっとも二人が同じシーンに登場することはないんだけどね。
予告編を観たときから、きっと良い映画だろうなと思っていたのですが、想像を超えてました。
監督は、『バベル』や『21グラム』の脚本を書いたギジェルモ・アリアガ。
お得意の手法が今回も使われていて、過去と現在が入り交じる構成になっています。
カラカラに乾いたニューメキシコの草原と、雨のそぼ降る海沿いのポートランド。
この景色の対比が、すごく効いてるんです。
シルヴィアが、どうしてこの街に住み着いたのかがよくわかります。
シルヴィアは自分のしたことによって傷つき、自身を受け入れることができない女性です。
そんな女性を、シャーリーズ・セロンがほぼノーメークで演じています。
その表情、振る舞い方、すごいです。
しかし美しい人は、ノーメークだろうがふてくされた表情だろうが、やっぱり美しいものですね。
キム・ベイシンガーが演じるのは、不倫の恋に悩むお母さん。
子供たち、夫、不倫相手、不倫相手の奥さんとその子供たち。
それぞれの抱える問題が切実に伝わってきて、どうしようもなく切ない気持ちになりました。
そしてまた、真っ赤なシャツを着たキム・ベイシンガーの美しいこと。
人間の哀しみに焦点を当てつつ、でも希望を失わない。
ラストシーンの先に明るさだけがあると思うほど楽観的にはなれないけれど、最後の少女のしっかりとした表情に、救われる思いがしました。
見終わったあと、いい映画だったなぁとしみじみ思える映画でしたよ。
シャーリーズ・セロンとキム・ベイシンガー。
最高に魅力的な二人の共演ということで、見逃すわけにはまいりませぬ。
もっとも二人が同じシーンに登場することはないんだけどね。
予告編を観たときから、きっと良い映画だろうなと思っていたのですが、想像を超えてました。
監督は、『バベル』や『21グラム』の脚本を書いたギジェルモ・アリアガ。
お得意の手法が今回も使われていて、過去と現在が入り交じる構成になっています。
カラカラに乾いたニューメキシコの草原と、雨のそぼ降る海沿いのポートランド。
この景色の対比が、すごく効いてるんです。
シルヴィアが、どうしてこの街に住み着いたのかがよくわかります。
シルヴィアは自分のしたことによって傷つき、自身を受け入れることができない女性です。
そんな女性を、シャーリーズ・セロンがほぼノーメークで演じています。
その表情、振る舞い方、すごいです。
しかし美しい人は、ノーメークだろうがふてくされた表情だろうが、やっぱり美しいものですね。
キム・ベイシンガーが演じるのは、不倫の恋に悩むお母さん。
子供たち、夫、不倫相手、不倫相手の奥さんとその子供たち。
それぞれの抱える問題が切実に伝わってきて、どうしようもなく切ない気持ちになりました。
そしてまた、真っ赤なシャツを着たキム・ベイシンガーの美しいこと。
人間の哀しみに焦点を当てつつ、でも希望を失わない。
ラストシーンの先に明るさだけがあると思うほど楽観的にはなれないけれど、最後の少女のしっかりとした表情に、救われる思いがしました。
見終わったあと、いい映画だったなぁとしみじみ思える映画でしたよ。
by naocco8
| 2009-10-28 23:52
| Movie