2009年 07月 02日
レスラー |
始まってしばらくの間、カメラは主人公ランディの後ろ姿ばかりを映します。
ランディの後を、追いかけていくように。
そしてしばらくたって、暗い画面から、ようやくランディの顔が浮かび上がります。
このオープニングから、しびれました。
ストーリーは、それほどひねったものではありません。
でも、ここに登場する一人一人の苦悩は、痛いほど伝わってきます。
ランディを演じるのはミッキー・ローク。
でも、言われなければそうとはわからなかったかもしれない。
立ち姿だけで、いろいろなことがあったんだろうなぁと思わせてしまいます。
迫力あります。
こんな風に、整っているとは言い難い姿をそのままさらけだすのは勇気のいることだっただろうと思うし、そこに嘘のなさを感じました。
アカデミー賞で主演男優賞を受賞したショーン・ペンの演技は確かにすばらしかったと思うけれど、私はミッキー・ロークにとらせてあげたかったな。
彼だけじゃなく、ストリップダンサーを演じたマリサ・トメイがまたよかった。
なんてかっこいい女性なんだろう。
人によっては、もっと楽に考えればいいじゃないかと思うのかもしれないけれど、そうじゃないよね。
そんな簡単なものじゃない。
ランディは、レスラーとして自分の生き方を貫いたのだから、それでいいんだとは思うんです。
でも、もうちょっと器用に生きることができたらなぁとも思ってしまいます。
野暮なことなんだけれど。
それにしても、生き方は死に方なんだなぁと、あらためて考えさせられました。
それから、プロレスの舞台裏みたいなところがおもしろかったな。
ライバルでも対戦相手でも、みんな同士なのね。
敵対するんじゃなくて、鼓舞しあい、励ましあい、たたえ合う。
プロレスはほとんど見たことがないけれど、なるほど魅力的な世界なんだなと思いました。
ただ、割れたガラスや有刺鉄線の上にひっくり返ったりするのは、ちょっと見ていられませんでしたけどね。
ランディの後を、追いかけていくように。
そしてしばらくたって、暗い画面から、ようやくランディの顔が浮かび上がります。
このオープニングから、しびれました。
ストーリーは、それほどひねったものではありません。
でも、ここに登場する一人一人の苦悩は、痛いほど伝わってきます。
ランディを演じるのはミッキー・ローク。
でも、言われなければそうとはわからなかったかもしれない。
立ち姿だけで、いろいろなことがあったんだろうなぁと思わせてしまいます。
迫力あります。
こんな風に、整っているとは言い難い姿をそのままさらけだすのは勇気のいることだっただろうと思うし、そこに嘘のなさを感じました。
アカデミー賞で主演男優賞を受賞したショーン・ペンの演技は確かにすばらしかったと思うけれど、私はミッキー・ロークにとらせてあげたかったな。
彼だけじゃなく、ストリップダンサーを演じたマリサ・トメイがまたよかった。
なんてかっこいい女性なんだろう。
人によっては、もっと楽に考えればいいじゃないかと思うのかもしれないけれど、そうじゃないよね。
そんな簡単なものじゃない。
ランディは、レスラーとして自分の生き方を貫いたのだから、それでいいんだとは思うんです。
でも、もうちょっと器用に生きることができたらなぁとも思ってしまいます。
野暮なことなんだけれど。
それにしても、生き方は死に方なんだなぁと、あらためて考えさせられました。
それから、プロレスの舞台裏みたいなところがおもしろかったな。
ライバルでも対戦相手でも、みんな同士なのね。
敵対するんじゃなくて、鼓舞しあい、励ましあい、たたえ合う。
プロレスはほとんど見たことがないけれど、なるほど魅力的な世界なんだなと思いました。
ただ、割れたガラスや有刺鉄線の上にひっくり返ったりするのは、ちょっと見ていられませんでしたけどね。
by naocco8
| 2009-07-02 23:07
| Movie