2009年 06月 28日
愛を読むひと |
思ってたよりも、ずっとずっと重く深い映画でした。
感想がなかなかまとまらなくて。
とにかく、すばらしい映画でした。
ラブ・ストーリーとして宣伝されていたように思うし、確かにラブ・ストーリー的要素も大きいとおもいます。
でも、それよりも人間の生き方を深く考えさせられる映画だと思いました。
主人公ハンナの、「あなただったらどうしたんですか?」という言葉が、そのまま観ている者に向けられているんだなと。
この映画のすばらしいところは、登場人物ひとりひとりの行動について、解釈を与えず、観る側に判断を委ねているところだと思います。
ある出来事についてある人物がとった行動を、効果的な音を入れたりせず、ただ映しだしてみせるだけです。
でも、けっして冷たくはない。
それが、心地よく感じました。
ハンナについて、いろいろ考えてしまいます。
何と引き替えにしても、知られたくなかった彼女の秘密について。
彼女が殻をうち破ったときの表情は、忘れらません。
ハンナを演じたケイト・ウィンスレットは、納得の名演技でしたね。
ケイトのしっかりした顔立ちが、ハンナにぴったりとマッチしていました。
マイケルを演じたデヴィット・クロスもよかったし、中年になったからを演じたレイフ・ファインズもよかった。
レイフ・ファインズは、こういう苦悩する役がよく似合いますよね。
で、マイケルについても、いろいろ考えます。
彼のとった行動について。
本を朗読したテープを送り続けるということ。
それは、やはり愛の行為なんだなぁ、と。
うーん、こうして感想を書きながらも、またいろいろ考えてしまいます。
私自身、読み聞かせてもらうことが大好きなせいかもしれません。
ただね、舞台がドイツなのにみんなが英語をしゃべっているという部分については、最後まで違和感がありました。
街の看板とかはドイツ語なんだものね。
そこが難点といえば、難点だったかな。
感想がなかなかまとまらなくて。
とにかく、すばらしい映画でした。
ラブ・ストーリーとして宣伝されていたように思うし、確かにラブ・ストーリー的要素も大きいとおもいます。
でも、それよりも人間の生き方を深く考えさせられる映画だと思いました。
主人公ハンナの、「あなただったらどうしたんですか?」という言葉が、そのまま観ている者に向けられているんだなと。
この映画のすばらしいところは、登場人物ひとりひとりの行動について、解釈を与えず、観る側に判断を委ねているところだと思います。
ある出来事についてある人物がとった行動を、効果的な音を入れたりせず、ただ映しだしてみせるだけです。
でも、けっして冷たくはない。
それが、心地よく感じました。
ハンナについて、いろいろ考えてしまいます。
何と引き替えにしても、知られたくなかった彼女の秘密について。
彼女が殻をうち破ったときの表情は、忘れらません。
ハンナを演じたケイト・ウィンスレットは、納得の名演技でしたね。
ケイトのしっかりした顔立ちが、ハンナにぴったりとマッチしていました。
マイケルを演じたデヴィット・クロスもよかったし、中年になったからを演じたレイフ・ファインズもよかった。
レイフ・ファインズは、こういう苦悩する役がよく似合いますよね。
で、マイケルについても、いろいろ考えます。
彼のとった行動について。
本を朗読したテープを送り続けるということ。
それは、やはり愛の行為なんだなぁ、と。
うーん、こうして感想を書きながらも、またいろいろ考えてしまいます。
私自身、読み聞かせてもらうことが大好きなせいかもしれません。
ただね、舞台がドイツなのにみんなが英語をしゃべっているという部分については、最後まで違和感がありました。
街の看板とかはドイツ語なんだものね。
そこが難点といえば、難点だったかな。
by naocco8
| 2009-06-28 22:16
| Movie